絵本×アートセラピーで心さらさら アートセラピー絵本作家 暁〜Akatsuki〜
Home > Diary > 日常 > 『人柄写心家のTSUGU』さんに、プロフィール写真を撮影していただきました。

『人柄写心家のTSUGU』さんに、プロフィール写真を撮影していただきました。

『人柄写心家のTSUGU』さんに、プロフィール写真を撮影していただきました。
『人柄写心家のTSUGU』さんに、プロフィール写真を撮影していただきました。

人柄写心家 TSUGU公式サイト
人柄写心家 TSUGU Facebookページ

気が付くと、ここ何年も自分が写っている写真が無いな、という方、いらっしゃいますか?私がそうでした。
写真を撮るのは好きでも、自分が写るのが苦手な人は居ますか?
私がそうです。
引越に際し、成人式の写真すら処分してしまった私です。

ウェブサイトを立ち上げ、ワークショップなどを開催していくセラピストとして、正体不明なのもいけないなぁと思いつつ、自分の写真を撮るという行為自体、気が進まない。

しかし、このウェブサイトを作ってくださった、若生ひとみさんに、
『人柄写心家』という方が居るんですよ、と伺い、心が動きました。
TSUGUさんのウェブサイトに溢れるナチュラルな笑顔達に、撮らなくちゃいけないなら、是非この方に、と即決断。撮ってもらうことよりも、むしろこういう写真を撮る人と、話しをしてみたいと好奇心むくむく。御会いして、是非この魔法の「写心」の秘密を解き明かそうと心に決めました。

最初に結論。
生まれて初めて、
『あぁ、この私の写真、みんなに見せたい!』
そんな写心を撮って頂けました。
TSUGUさんミラクルです。
恥ずかしいけれど、今の私らしさが出ているなぁ。と、感動。
あぁ、15年前に撮って欲しかったとか、せめてあと5キロ痩せてから撮って欲しいと思っていたのですが、そんな不安が、些細なチリとなって吹き飛びました。
そこには、今、私が大切にしている「魂」が写っていました。


『笑ってと言わないカメラマン』
 TSUGUさんの何が特別なのでしょう?
 私には、撮影の技術的なことはわかりません。
 実感するのは“居心地の良い、温かい時間をシェアした”ということです。
取り繕わなくていい、ありのままの私を出せる、最初から許されている、そんな、おおらかな包容力を感じました。

 待ち合わせ場所の100m先に見えた時から、なんだか陽だまり色に包まれている、笑顔が飛んできそうなTSUGUさん。

 なんだってそんなにキラキラしているのですか、あなたは。

 TSUGUさんのストーリーを伺ってみると、段々見えてきました。

 大学卒業後、迷い無く会社勤めに進み、上昇志向も高く、仕事に打ち込んでいたのですが、四年程が経ち、徐々に息苦しさ、迷いが生じてきたそうです。会社の中で「自分自身を見てもらえていない」と。

  そこからどうやってブレイクスルーしたのか?
『人と会っていった。』
    人と会う?
『楽しそうに生きている『輝いている人』を捜し、紹介してもらい、話していった』
    見ず知らずの人の話しを聴く?
    なるほどですが、実際に実行している人は少ないのではないでしょうか。
  
  迷いの渦中の心の中を色で表現すると、どんな感じだったか伺ってみました。
『深いみどりが重なり、光の差さない暗い感じ』

  先の見えない、閉塞感。しかし、緑というカラーが、TSUGUさんの
光合成していそうな前向きさを感じます。

   たくさんの人と話しをする中で、掴んだキーワード達が、焦点が合う様に、徐々につながり重なり合い、見えてきたことが
『輝いている人は自分の好きなことを仕事にしている人』
   印象的だった言葉は
『待っていなかった。自分からつながっていった』

   そこで、初めて、
『好きなこと=写真』
が立ち上がってきて、写真家を生業とすることを決意したTSUGUさん。
そこから急展開。退社、個展と動いていく行動力が凄い。
その初めての個展で、今の『写心』につながる出来事が起こります。

池袋の住宅街のシェアハウスで開催した写真展。立地も宣伝も好条件ではない中、来場者の口コミで、一ヶ月で300人の人が訪れたそうです。
来てくれた方の写真を撮り、それを展示し、進化、増殖していく、“生きた写真展”となり、一度訪れた方がリピーターとなり、笑顔の輪が広がっていったそうです。
  この、『人が喜んでくれる』という体験が、今の『写心家』につながっているのですね。

  迷い、不安の中から、自分の生きる道を掴み取ったTSUGUさん。
  TSUGUさんだからこそ出来る、TSUGUさんにしか歩めない道を見つけた今、
  心の中の色彩はどう変化しているのでしょう?
『深かった緑を探っていって、今は、光が差し込んでいる』

自ら切り拓いた風景の中で、キラキラとした木漏れ日を浴び、今では、TSUGUさん自身が陽射しとなり、出会う人を輝かせている様に感じました。

TSUGUさんは、人がまとっている、鎧を脱がせて、真ん中に眠っている宝石を輝かせたいとおっしゃっていました。
北風と太陽のように、その温かさで、私もすっかり「写真嫌い」の鎧を脱がされました。重たくて固い殻を外してくれて、ありがとうTSUGUさん。

必要に迫られなくとも、日常の中で、自分のことを大切にする機会として、写心撮影もいいものだ、と思います^^